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大事な結婚式で映像をキレイに残す方法

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こんにちわ!
よく年始の3ヶ月間は早いと言われますが…
本当ですね!30年近く同じ経験をしているはずなのにまだまだこの時の流れる早さについていけません…
先日、扁桃腺炎をこじらせて寝込んでしまった尾辻です。皆様もご自愛くださいませ。
さて、今回は作る側ではなく、撮る側のお話です。
ビデオカメラの小型化・低価格化・操作の簡略化がかなり進んでとても手の届きやすいものになってきました。
お客様の中にも、親族の方がビデオカメラで撮ってくれる!と言われる方もチラホラ聞きます。
しかし、ちゃんとした映像の撮影と言うものは相当難しいです。突き詰めればキリがないほどに。
もちろん撮るだけであれば、録画ボタンを押せば今のカメラはほとんどそれだけで撮影できますが、
後に残す映像としてはちょっと残念な感じになりがちです。
私自身、素人の頃は「お!」っと思うようなキレイな映像を撮れたのは1時間中5秒くらいだった気がします(汗)
今回はそんな素人でも意識すれば、「見れる!」「上手!」と思わせるような
映像の撮り方について少し説明したいと思います。

・基本はオートを使う

今のビデオカメラは素晴らしいですね。
色味や明るさ・ピントはもちろんのこと、手ぶれの補正までもかなりの高性能。
もちろんちゃんとした知識の元、各種設定を細かく操作することも
カメラを扱う楽しさであったりしますが、いかんせん難しかったり、
時間がかかったりして大事な場面を撮り逃す!なんてことも多いので、
ここは先端技術を駆使した機械の力を遠慮なく使わせてもらいましょう。

・ズームに頼らない。自分が近づく

光学○倍!と言ったズーム性能を全面に売り出すビデオカメラも多いですね。
確かに、ズームできる幅が大きい方が機械としての性能は高いですが、後で見る映像に関しては…
ズーム距離が遠くなればなるほど、手ぶれ等の影響は顕著にでます。
それはもう見るに耐えないレベルであったり…
また被写体に寄る事はできても、被写体から届く光の量は同じです。
要は常に明るい場所(晴天の屋外等)を除けばズームすればするほど映像は暗くなってしまいます。
結婚披露宴では、演出上暗い会場も多いです。
なので、撮る時は自分が近づいて撮影することをオススメします。
といっても、ビデオで収めたい人やモノって、なかなか近づけない場面も多いですよね…
ある程度暗くなるの覚悟でズームで寄るこも多いと思います。
そういう時は次の方法です。

・三脚を活用

実はカメラよりもこだわらないといけない機材かもしれません。
先ほどあげたズーム時の手ぶれをこれで解決できます。
扱い方が難しい、嵩張ると言ったデメリットもありますが、
三脚で撮った映像はやはり安定していて、見る側のストレスもぐっと少なくなります。

・体自体を補助機材にする

少々行儀が悪いかもしれませんが、テーブルやイスの背もたれにカメラを持った
手の肘を固定するだけでもかなり手ぶれが軽減されます。
また立って撮る際は、壁などに体を押し付けて撮影すると手ぶれを減らすことができます。
実際、結婚式上のカメラマンでもそうやって撮る方もいるんです。もちろんケースバイケースですけどね!

・両手で撮る

片手持ちはほぼ100%ブレますヽ( ;´Д`)ノ
実際に撮る際は、右手をカメラに添えていると思うのですが、
その際にカメラの底面に触れつつ右手首辺りを左手で支えます。
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この時、カメラの高さは自分の胸の高さからそれよりちょっと上ぐらいがベスト!
カメラの液晶を左手で支えるのも効果がないわけではないですが、
カメラの底側を支えることで安定した映像が撮れるようになります。
更にカメラの後部を胸の上辺りに当てる三点持ちというのもありますが、
小型カメラでは少し撮りにくいかもしれません><、

・画づらをコロコロ変えない

演出的な映像の場合は別ですが、ビデオ撮影の基本はフィックス(固定)です。
横に振ったり縦に振ったりといった動作は、実際テレビ等でもたまにしか見ないと思います。
動いている人やものを撮る時は常に画面の中央に被写体がくるように、
止まっている被写体の場合は自然とこちらも動かなくなりますね。
また被写体が止まっている場合は、10〜15秒程度を目安に画角(被写体の大きさ)を変えてあげるといいです。
全身映していたのち、腰から上に変えてみるなどなど…
こうしないでずっと同じ画角だった場合、見る側の人は実は10秒程度でその画に飽きてしまうのです。
10秒程度撮ったら次の画!と言った感じで揃えていくとかなり見ている方も飽きを感じにくくなります。
スピーチや歌の余興などで録画を切れない場合は、ゆっくりズーム等を使って画角を変えていってあげましょう。
逆にダンスやスクリーン上映の映像などは、常に動いているのでずっと固定で撮っておいた方がいいと思います。
といった感じでおそらく今すぐからでも実践できるコツを並べてみました。
是非参考にしてみてください。
また私たちプロが撮る映像はこれに更に技術要素が加わってくるので
より良い映像をご提供することになるのです。