株式会社シーオブドリーム

プロが回避する!映像を作る上でのコツ

top

はじめまして
シーオブドリームで主に制作を担当している尾辻と申します
皆様が友人や親戚の結婚式にいらっしゃった際に
ご覧になられている映像を四六時中パソコンと睨めっこしながら作っています

弊社が担当させていただいているお客様でもオープニングやプロフィールを
自作される方がいらっしゃる場合もあるのでたまにアドバイスをお願いされたり、
お手伝いをしたりすることもありますどの方も例外なく祝福しにきてくださる
ゲストの皆様に感謝と感動をお届けしたいという思いを持っていらっしゃいます
素敵ですねっ!

今回はその思いに少しでもアドバイスできればと
私たちが演出ビデオを制作する際に気をつけるポイントをいくつかご紹介します

1.画面に余裕を持たせる

よくやりがちなのは文字を画面ギリギリにいれて切れてしまうというもの
編集の際は問題なく映っているものでも、テレビやプロジェクターに映した時に文字が切れてしまいます
これは機材の都合にも寄るのですが、概ね映像全体から90%ほどのところで見切れてしまいます
〈セーフラインからはみ出してテロップを配置してしまっている例〉

これを回避するためにも、ギリギリのテロップや写真を持ってこず
せっかくいい写真や面白いテロップをつけているのに切れて見えない!なんてことになっては興ざめです
そうならないように少し余裕を持って中央寄りに配置しましょう

2.尺(しゃく)を操る

あの写真やこの写真と映像に盛り込みたい写真がいっぱいあるというときに、
一枚ごとの表示を短くするもしくは曲を長くして全体のボリュームを増やすという二点のどちらかを行いがちです
前者は写真とテロップを追うのに必死で見ている方もストレスを感じます
後者はスライドショー的な映像の場合は特に間延びして飽きてしまいます
一枚の写真で7秒程度を確保すれば写真とテロップをバランスよく見ることができ
全体の長さは5〜6分程度にすれば飽きる前に終えることができます
ここから逆算すると、全部で30〜40程度の枚数で収めるのが理想的になりますね
入れたい写真がいっぱいある!という欲望を抑え、ここは心を鬼にして写真を厳選しましょう

3.エフェクト効果を乱用しない

ほとんどの編集ソフトにはカットとカットを繋ぐ際にトランジションと呼ばれる映像効果があります
一番よく目にするのはクロスフェード(もしくはディゾルブ)といわれる、
前の画が透明になって次の画がふわっと浮かび上がってくるものです
他にもワイプやアイリス・スライドなどがあります
編集ソフト上ではカットの境目に入れるだけで簡単に演出効果が得られるものですが
残念ながらクロスフェードを除くこれらを使用した瞬間映像全体が非常に安っぽい仕上がりに感じられます
飽きにくい映像を作るためにピンポイントで使用するのもよいですが
基本的にはクロスフェード以外のこういった効果を使用しないことで安っぽくない映像に仕上がってきます

と3点、私たちが演出映像を作る際に注意する点をあげました
これから披露宴を挙げられる方や、お友達の余興に映像を!という方の参考になれば幸いです

モバイルバージョンを終了